正常に動かなくなってしまった時に、別のPCがあればトラブルの対処法にも幅が広がり、
また素早く実行できますね。
例として、Windows7やWindows 8、10などのOSを使っているコンピューターで
急にオペレーティングシステム上のデスクトップ画面が開けなくなった場合、
実質、ほとんどの操作が出来なくなるので時には深刻なトラブルになります。
セーフモードやスタートアップ修復の機能から起動が立ち上がらなかった時は、
場合によっては再セットアップをしなければならなくなります。
また、OSは問題なくてもマザーボードやCPU、メモリなどのパーツが故障していたら、
多くの場合、部品を新品に買い換えて交換しなければなりません。
そんな時に、先に「ハードディスクドライブ」をパソコン本体から引き抜いて、
「USB変換ユニット」(HDD変換アダプター)などの読み取り装置に繋げて
別のパソコンからUSB接続で読み込む、という方法を使うとまた便利です。

もちろん、IDEケーブルやSATAケーブルでデスクトップパソコンのドライブベイに
一時的に組み込んで増設したり、HDDのサイズとコネクタに対応されている
外付けハードディスクケースに入れて読み込む、といった方法でも回復できます。
筆者の場合、使わなくなったパソコンからはハードディスクドライブだけ
HDD変換マウンタ(またはドライブベイ)ごと取り外して本体とは別の場所に
安全に保管している物も多いですね。
急にHDDを何かの用途で使う事になった時、
デスクトップPC本体を丸ごと物置き場から出してケーブルを繋げ直さずとも、
USB変換ユニットで接続すれば、OS自体は使えなくても他のファイルはすぐに開けます。